なかなかプラモデルを作る時間がありません。 「時間は作るもんだよ」と聞こえてきそうです…。 と言うことで、今回も製作記ではありません。 さて、プラモデルについてです。それも古いプラモデルについて。 最近の工業技術の発展でプラモデルの精度は爆あがりですね。1/72スケールでも細かい彫刻が入ってすばらしいこと…。 それはそれで、製作意欲を刺激しますが、では古いプラモデルについてはどうしょうか? 最新のプラモデルがあるにも関わらず、作ってみたくなりませんか?メーカーとしては、精細に作ることが進むべき方向の一つだと思いますが、作る側からするとそうばかりでは無いように思います。なんだかのっぺりとしていたり、アウトラインが違うような気がしたり…でも何となく作ってみたい。作ってみたくなるキットって、うまく言葉にできませんがどこか魅力がありますよね。 そんな、魅力の一つに「思い入れ」もあると思います。 私タダックはニチモの1/75(でしたっけ)の零戦52型に思い入れがあります。 小学校5年生のクラス替えで知り合ったI君。彼が「一緒にプラモ作ろう」と誘ってくれたので、一緒にプラモデル屋さんへ行って、キットをゲット。そのまま彼の家で製作。私は、それまでにプラモデルは怪獣とか車とか何かのキャラクター物などはそこそこ作ったりしていましたが、スケールモデルはそれが初めてでした。 彼は勉強もできる子でしたが、プラモデル製作でも私の一歩も二歩も先にいて、キットに塗装までしていました。ついででしたが私のゼロ戦にも軽く濃緑と銀色を塗ってくれました。初めて作ったスケールモデル、しかも塗装までしてもらって、たぶん当時の私は大興奮だったと思います。 それからはご想像の通り、キットのほかに塗料を買ったり、ニッパー替わりの爪切りを揃えたり、キットを作るための資料(本)を集めたりと、どんどんと沼にはまっていきました。 長いこと、当時買ったキットの正体は忘れてしまって思い出せなかったのですが、最近ネットに当時のキットや箱絵を詳細に解説してくださるサイトをいくつか見つけ、検証したところニチモの1/75ゼロ戦52型の第2版だということが判明しました。 ニチモ 零戦52型(再販物) さすがに当時のキットはなかなかお目にかかれませんが、同じ金型を使った「再販」ものは探せば手に入るようです。 ...
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