フジミ 96式艦上戦闘機 製作記② なんとかコックピットができましたので、お次は胴体です。 そんなに古いモデルではないので、胴体の張り合わせにパテは必要ないよなぁ…ピッタリはまるよなぁ… 甘かった…。できるだけ胴体の接合部をきれいに(平らに)なるよう整形して(バリの類は無いのですが、念のため)仮組。う~ん、少しずれる!だぼ穴にピンをはめ込んで胴体の上面を合わせる…下側がずれる。胴体の下側を合わせる…胴体の上側がずれる。だぼ穴を少し大きくして少し勘合に余裕をもたせて、指先に少し力を入れて力業で上下を合わせる…ヘッドレストがずれる…。 あれやこれや試してみましたがうまくいきません。無理やり押さえればなんとか合うので、(計測したわけではないので憶測ですが)どうやら胴体が少しねじれているようです。困った…。(写真の赤線部分にどうしても段差ができてしまいます。) まあ、何時もの事です。ガタガタ言わずにパテのお世話になりましょう。 取り合えず、中庸なところで胴体の左右を貼り合わせました。当然左右で段差ができるので、低いほうにパテを盛って、ペーパーやすりで整形していきます。 パテ…昔は(え、どの位昔かって?そう、50年位前の話です)レベル(だったと思う)のプラスチック容器に入ったベージュ色の有機溶剤系のパテを使いました。今でも有機溶剤系のパテがあるのでやはり使い勝手が良いんでしょうね。今は紫外線硬化するものや、瞬間接着剤を流用するなど選択肢が増えましたねぇ。有機溶剤系は部屋の換気上使いたくないです。紫外線硬化の物はお高いので(持っているので使えばいいのにねぇ…)パスです。瞬間接着剤…これが便利で使いやすい!臭くないし。で、しばらく使っていましたが、やはり瞬間接着剤なので、少し使わずにほっておくとすぐダメになります。まあ、安くもないですし…。 100均で良い物をみつけました。手芸用の紫外線硬化樹脂(UVレジン)です。粘りがあるので「盛る」ことができます。紫外線ですぐに硬化します。(紫外線ライトも100均で手に入ります)臭くないです。ただ、ペーパーやすりで削る際、少しだけ「くせ」があります。 削って削って、最後に、パテの盛れたところと盛らなかったところの境界線をスムーズに仕上げるのに少しだけコツがいるようです。 ペーパーやすりをかけて、段差解消して、なん...
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ご挨拶
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ご 挨 拶 初めまして。皆川商店プラモショップ(https://minagawa.raku-uru.jp/)を営んでおります店長「タダック」と申します。普段は個人経営の印刷屋を営んでおりますが、まあ色々ありましてネットでプラモデル屋さんを始めることになりました。たいした知識もスキルもありませんが、一人でも多くの方の休日のひと時のお役にたてればと思っています。どうぞよろしくお願い致します。 プラモデルといってもさまざまなジャンルがありますし、巷では「ガンプラ」なる超人気のプラモデルもあるようです。残念ながらタダックはガンダムのことはよく分かりません。マクロスは好きで、リアルタイムで見てましたが(初代のみです)ガンダムは見てないので、なんとかガンダムと言われても区別がつきません。 で、タダックの好きなプラモデルは主にミリタリー系で、飛行機、戦車まれに艦船と言ったところでしょうか。一時期プラモデルから離れた時期もありましたが、ブランクの後に復活したのは飛行機でした。それからは飛行機一筋です。別に、他のプラモがどうでも良い訳ではないんですが、作る時間がありません。必然的に一番つくりたい飛行機ばかりになってしまいました。 作った後の展示スペースを考えても、自分の塗装スキルを考えても、1/72が良いです。まあ、それも理由ではありますが、単純に1/72の飛行機プラモデルが好きなだけです。…ということで、皆川商店プラモショップは1/72の飛行機のプラモデルが中心になっております。 おっと、飛行機と言ってもプロペラのないやつはほとんど興味ないです。ゴメンナサイ。第二次世界大戦前後の急速に進化していったころのプロペラ軍用機。これが皆川商店プラモショップの中心になります。(個人的には、最近は複葉機にも興味がでてきました…) ご挨拶が長くなりました。 フジミ 96式艦上戦闘機 製作記① さて、今挑戦しているのはフジミさんの96式艦上戦闘機です。タダックの知る限り、以前は1/72の96艦戦はニチモの製品だけだったと思います(海外製品はあったかもしれませんがタダックは知りませんでした)。個人的には、ラダーやフラップが可動するおもちゃ的なプラモデルでありながらスタイルも良く、大好きなプラモデルで今までに4・5機作ったでしょうか。それに比べるとフジミさんのは、ほっそりした美人さんで...