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 ご無沙汰です。 なかなかプラモデルに向き合う時間がなくて、相変わらず順調に滞っております。 今日は、写真は有りません。まだ準備できていません。悪しからず。  さて、いいものを見つけてしまいました。環境…いやそうじゃなくて「艦橋」をみつけました。それも1/72です。  せっかくせっかく製作したプラモデル(私の場合、プラモデル≒1/72レシプロ軍用機です。)。出来はどうであれ、時々眺めたくなりませんか?その飛行機の大きさや、細いとか太いとか、そんなんで空力考えてあるんかいとか。また、並べたりすると、なるほどそうかと気づいたり…。製作するのと同じくらい楽しかったりしますよね。   さらに、飛行機の周りに起動車がいたり、燃料補給車がいたり…。艦上戦闘機や艦攻、艦爆なんかでしたら、航空母艦のデッキの上に置いてみたくありませんか?背景は当然空母の艦橋だったら言うことなし!  長い前置きでした。製作したプラモを飾る背景に、艦橋のイラストや写真でも飾ろうかとネットなんかで色々探しましたが、なかなか良いものがありませんでした。…で色々探しているうちに1/35の艦橋のプラモデルを発見しました。ならば1/72も有るのではと探したところ、ビーバーコーポレーションさんの製品を見つけました。  空母「赤城」(1941年真珠湾攻撃時)の艦橋とデッキの一部です。まだ入手したばかりで写真を撮っていないのでお見せできないのが残念ですが、防弾用マントレットの装着状態も非装着状態も選べるようで期待大です。  まず箱です。大きいです。(デッキ部分を一枚の大きなプラパーツで作って有り、それを収めるために大きな箱になったようです。)箱を開けるとグレーのランナーが一つ毎にビニール袋に丁寧に入れてあります。それが(数え忘れました…)何枚もあり、クリアパーツもかなり沢山あるようです。インストの袋にエッチングパーツも入っているようです。  艦橋の構造物にやたら配管があり、それがプラパーツとして山ほどあり、何枚ものランナーに分かれています。それらのランナーを一つの袋に纏めていれてしまうと、パーツ同士が絡んで、はがすときに破損する恐れがあるので、丁寧に1ランナー1袋になっているように思いました。そうそう、細く長いプラパーツを見て、子供のころに作った機関車「D51」を思い出しました。(細長いプラパーツをランナーから...
 前々回、ニチモの零戦のお話でした。 ニチモの1/75の云々…でしたが、1/70の間違いでした。ゴメンナサイ。 で、52型のキットが手に入りました。これで都合4個の手持ちになりました。やた! ところが、21型のキットも2個手に入ってしまったのでこちらは都合6個になりました。 別に同数にならなくてもいいんですけどなんかねぇ…。 そうそう、これまた一緒に同シリーズの雷電も一緒に手にはいりました。このキットも96式艦戦同様に、不正確と言うか、表現を端折っているところがいくつかあるのですが、プロポーションも良く、好きなキットです。  こう言った「作りたい」「とっておきたい」キットは一体何個手元にあるのが良いのでしょうねぇ。 作るためのキット、保管用のキット、予備にとっておくキットで3つでしょうか。作ったらまた作りたくなるので4つ?…。絶版のキットだけに、いくつあっても足りないような気もします。 そういえば、先ほど話題に出した、96式艦戦。今作っているのはフジミさんのキットですけど、ニチモのキットも大好きで手持ちは…なんだかんだで10個くらい? まあ、ショップの分と個人の分と両方あわせてですけどね。 つらつらと、とりとめのないことを考えていましたら、思い出しました、フォッケウルフ。なぜか製作時のことを覚えていますが、真冬の寒い中、凍えながら室外で塗装をしてました(有機溶剤の塗料なので)。  で、たしかこのフォッケウルフ、ニチモのキットだったと記憶していますが、ニチモの1/72のフォッケウルフなんて最近お目にかかってないですねぇ。違うメーカーだったかなぁ…。ちょっと検索してみようっと! ではまた。
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久しぶりに九六式艦戦の製作です。  まず、前回もげてしまったアンテナ支柱です。胴体に細い穴をあけて、アンテナ支柱にもさらに細い穴をあけます。アンテナ支柱に開けた穴に細い針金を入れて瞬着で固定。胴体側の穴の大きさを調整して、先ほどの針金が程よく入れば出来上がり。文章にすればかんたんですが、手元が見にくくなった私の目(世間では老眼と言うそうですが…)では一大事業です。  お次は、胴体と主翼の段差です。 前回とりあえずの仮組であててみたところ、胴体と主翼の継ぎ目に段差ができてしまいます。 慎重に調整をしてきたつもりですが、どこかで削りすぎたり、でっぱりを見逃したのか…。 胴体と主翼をあわせてみて、色々な角度から眺めてみても???です。  ちょっと待てよ…、本来なら主翼の上にこないだ作った操縦席を載せて、なおかつ主翼の下にも部品がつくんだよなぁ…。一度それら全部仮組して主翼と胴体合わせてみよう! ←主翼に操縦席を載せて… あら不思議、段差ができない。まだ多少段差はできるけれど修正できる範囲です。 そうか、そう言うことね。納得。ちゃん部品が組み合わされれば噛み合うのね。 あっさり解決したところで、つぎの作業です。 ① 操縦席周りの塗装 ② 主翼の接着 ③ 胴体と主翼の接合 ③はどちらにしても最後になりますが、①と②はどうしましょ。どちらが先でもいいんですよね。  たぶん組み上げれば、操縦席の隙間から主翼の裏側なんて見えないでしょうけど、万一見えるとカッコ悪いので、主翼の裏側も期待内部色か艶消し黒で塗っておいたほうが良さそうです。  と言うことで、次の作業は塗装です、操縦席周りと主翼裏の。  う、インスト(組立説明図)が無い! ちまちまと作っているうちにどこかにいってしまった!  次の作業はインスト探しです…。
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  なかなかプラモデルを作る時間がありません。 「時間は作るもんだよ」と聞こえてきそうです…。 と言うことで、今回も製作記ではありません。   さて、プラモデルについてです。それも古いプラモデルについて。 最近の工業技術の発展でプラモデルの精度は爆あがりですね。1/72スケールでも細かい彫刻が入ってすばらしいこと…。 それはそれで、製作意欲を刺激しますが、では古いプラモデルについてはどうしょうか?  最新のプラモデルがあるにも関わらず、作ってみたくなりませんか?メーカーとしては、精細に作ることが進むべき方向の一つだと思いますが、作る側からするとそうばかりでは無いように思います。なんだかのっぺりとしていたり、アウトラインが違うような気がしたり…でも何となく作ってみたい。作ってみたくなるキットって、うまく言葉にできませんがどこか魅力がありますよね。  そんな、魅力の一つに「思い入れ」もあると思います。 私タダックはニチモの1/75(でしたっけ)の零戦52型に思い入れがあります。  小学校5年生のクラス替えで知り合ったI君。彼が「一緒にプラモ作ろう」と誘ってくれたので、一緒にプラモデル屋さんへ行って、キットをゲット。そのまま彼の家で製作。私は、それまでにプラモデルは怪獣とか車とか何かのキャラクター物などはそこそこ作ったりしていましたが、スケールモデルはそれが初めてでした。  彼は勉強もできる子でしたが、プラモデル製作でも私の一歩も二歩も先にいて、キットに塗装までしていました。ついででしたが私のゼロ戦にも軽く濃緑と銀色を塗ってくれました。初めて作ったスケールモデル、しかも塗装までしてもらって、たぶん当時の私は大興奮だったと思います。  それからはご想像の通り、キットのほかに塗料を買ったり、ニッパー替わりの爪切りを揃えたり、キットを作るための資料(本)を集めたりと、どんどんと沼にはまっていきました。  長いこと、当時買ったキットの正体は忘れてしまって思い出せなかったのですが、最近ネットに当時のキットや箱絵を詳細に解説してくださるサイトをいくつか見つけ、検証したところニチモの1/75ゼロ戦52型の第2版だということが判明しました。 ニチモ 零戦52型(再販物)  さすがに当時のキットはなかなかお目にかかれませんが、同じ金型を使った「再販」ものは探せば手に入るようです。 ...
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 ご無沙汰しております。96艦戦の製作は順調に滞っております…。今しばらくお待ちください。  さて、このゴールデンウイークを利用して、岐阜県の各務原にある「各務原航空宇宙博物館」へ行ってきました。ここに、復元された三式戦「飛燕」が展示されているので、ご存じの方も多いと思います。以前、お邪魔して、飛燕は堪能してきまししたが、今回は別のお目当てがあって行ってきました。 これは、以前に作ったハインケルHe50です。初めて複葉機の張り線に挑戦したキットです。この時はどうやって張り線したら良いかわからずに。自分で何とか考えてどうにかこうにかでっちあげたました。その後モデルアート社から「複葉機モデリングガイド」なる良さげな本があることを知り、購入しようとしましたがすでに絶版で、中古価格3万円近くするのので諦めました。  で、なら実物を参考にしようと各務原に足を向けました。 ありました。入口に展示されている乙式一型偵察機です。複葉機で、しっかり張り線があります。 ほとんど建築金物のヒートンのように見えます。以前アマチュア無線をやっていて、アンテナの張り線を引っ張るために使用しましたので、少し馴染みがあります。 どうやって、プラモデルに反映させるか…。  主翼側の留め具は小さな金具のようです。1/72なら再現しなくても良さそうです。ヒートンは前回も極細の同線を自作の治具にひっかけて、クルクルっとまわして輪っかを作り使用していました。それでいけそうです。  さてさて、参考になる写真も撮ってきました。96艦戦の次には、また複葉機に挑戦してみましょうか…。なんだかどんどん沼にハマっていきそうな気がします…。  前回、各務原に行ったと時には復元された飛燕の1/72のプラモデルがお土産屋さんにあったので、もう一つ確保しておこうと思いましたが今回は有りませんでした。残念!(前回確保しといて良かったぁ!)   では、また。
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フジミ 96式艦上戦闘機  製作記② なんとかコックピットができましたので、お次は胴体です。  そんなに古いモデルではないので、胴体の張り合わせにパテは必要ないよなぁ…ピッタリはまるよなぁ…    甘かった…。できるだけ胴体の接合部をきれいに(平らに)なるよう整形して(バリの類は無いのですが、念のため)仮組。う~ん、少しずれる!だぼ穴にピンをはめ込んで胴体の上面を合わせる…下側がずれる。胴体の下側を合わせる…胴体の上側がずれる。だぼ穴を少し大きくして少し勘合に余裕をもたせて、指先に少し力を入れて力業で上下を合わせる…ヘッドレストがずれる…。 あれやこれや試してみましたがうまくいきません。無理やり押さえればなんとか合うので、(計測したわけではないので憶測ですが)どうやら胴体が少しねじれているようです。困った…。(写真の赤線部分にどうしても段差ができてしまいます。)    まあ、何時もの事です。ガタガタ言わずにパテのお世話になりましょう。 取り合えず、中庸なところで胴体の左右を貼り合わせました。当然左右で段差ができるので、低いほうにパテを盛って、ペーパーやすりで整形していきます。    パテ…昔は(え、どの位昔かって?そう、50年位前の話です)レベル(だったと思う)のプラスチック容器に入ったベージュ色の有機溶剤系のパテを使いました。今でも有機溶剤系のパテがあるのでやはり使い勝手が良いんでしょうね。今は紫外線硬化するものや、瞬間接着剤を流用するなど選択肢が増えましたねぇ。有機溶剤系は部屋の換気上使いたくないです。紫外線硬化の物はお高いので(持っているので使えばいいのにねぇ…)パスです。瞬間接着剤…これが便利で使いやすい!臭くないし。で、しばらく使っていましたが、やはり瞬間接着剤なので、少し使わずにほっておくとすぐダメになります。まあ、安くもないですし…。    100均で良い物をみつけました。手芸用の紫外線硬化樹脂(UVレジン)です。粘りがあるので「盛る」ことができます。紫外線ですぐに硬化します。(紫外線ライトも100均で手に入ります)臭くないです。ただ、ペーパーやすりで削る際、少しだけ「くせ」があります。 削って削って、最後に、パテの盛れたところと盛らなかったところの境界線をスムーズに仕上げるのに少しだけコツがいるようです。  ペーパーやすりをかけて、段差解消して、なん...

ご挨拶

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ご 挨 拶  初めまして。皆川商店プラモショップ(https://minagawa.raku-uru.jp/)を営んでおります店長「タダック」と申します。普段は個人経営の印刷屋を営んでおりますが、まあ色々ありましてネットでプラモデル屋さんを始めることになりました。たいした知識もスキルもありませんが、一人でも多くの方の休日のひと時のお役にたてればと思っています。どうぞよろしくお願い致します。  プラモデルといってもさまざまなジャンルがありますし、巷では「ガンプラ」なる超人気のプラモデルもあるようです。残念ながらタダックはガンダムのことはよく分かりません。マクロスは好きで、リアルタイムで見てましたが(初代のみです)ガンダムは見てないので、なんとかガンダムと言われても区別がつきません。   で、タダックの好きなプラモデルは主にミリタリー系で、飛行機、戦車まれに艦船と言ったところでしょうか。一時期プラモデルから離れた時期もありましたが、ブランクの後に復活したのは飛行機でした。それからは飛行機一筋です。別に、他のプラモがどうでも良い訳ではないんですが、作る時間がありません。必然的に一番つくりたい飛行機ばかりになってしまいました。  作った後の展示スペースを考えても、自分の塗装スキルを考えても、1/72が良いです。まあ、それも理由ではありますが、単純に1/72の飛行機プラモデルが好きなだけです。…ということで、皆川商店プラモショップは1/72の飛行機のプラモデルが中心になっております。  おっと、飛行機と言ってもプロペラのないやつはほとんど興味ないです。ゴメンナサイ。第二次世界大戦前後の急速に進化していったころのプロペラ軍用機。これが皆川商店プラモショップの中心になります。(個人的には、最近は複葉機にも興味がでてきました…) ご挨拶が長くなりました。 フジミ 96式艦上戦闘機  製作記①  さて、今挑戦しているのはフジミさんの96式艦上戦闘機です。タダックの知る限り、以前は1/72の96艦戦はニチモの製品だけだったと思います(海外製品はあったかもしれませんがタダックは知りませんでした)。個人的には、ラダーやフラップが可動するおもちゃ的なプラモデルでありながらスタイルも良く、大好きなプラモデルで今までに4・5機作ったでしょうか。それに比べるとフジミさんのは、ほっそりした美人さんで...